幅広い分野で活用できる衛生検査ツールとして

衛生検査キットでおこなうATPふき取り検査測定とは、生物由来の汚れ(ATP/細菌、カビ、酵母や動物、植物などの細胞中に含まれる代謝活動に不可欠なエネルギー物質)を蛍の発光原理を用いて、わずか数十秒でその程度を数値化する検査です。

検査方法も簡便で、24時間以上も必要な従来の培養法と比較して、迅速に結果を数値で確認することができることから、衛生検査ツールとして食品、医薬品、化粧品、病院、清掃、メンテナンス分野などの幅広い現場で活用されています。

ルミノメーター

試薬

 

製品名 手順 品名 型番 内容量
ATPふき取り検査 STEP0 Ultrasnap US2020 100本/箱
ATPふき取り検査(高感度) STEP0 Supersnap SUS3000 100本/箱
ATP水中検査 STEP0 AQUASNAP TOTAL AQ-100X 100本/箱
ATP水中検査 STEP0 AQUASNAP FREE AQ-100FX 100本/箱
一般生菌 STEP1 Micro Snap Total MS1-TOTAL 25本/袋
一般生菌 STEP2 Micro Snap Total MS2-TOTAL 25本/袋
大腸菌 STEP1 Micro Snap MS1-CEC 25本/袋
大腸菌(E.Coli) STEP2 Micro Snap E.coli MS2-ECOLI 25本/袋
大腸菌群(Coliform) STEP2 Micro Snap Coliform MS2-COLIFORM 25本/袋
一般生菌
大腸菌(E.coli)
大腸菌群(Coliform)
STEP1 Micro Snap Enhanced Nutrient Broth MS1-N-BROTH-9ML 100本/箱

20本/袋

 

STEP0 サンプリング後にルミノメーターに挿入して判定します。
STEP1 サンプリングと培養をおこないます。
STEP2 は培養液中の「STEP1スナップ」を一般生菌、大腸菌、大腸菌群と反応させるための試薬です。反応後に高感度ルミノメーターに挿入して判定します。

梱包形態  25本入りアルミ袋 x4個/箱
保存温度  2~8℃
品質保持期間 製造より15か月(未開封の場合)

インキュベーター

ラボ フォーマット インキュベーターは温度設定、タイマー設定をすることができます。搭載する2つのブロックそれぞれ独立して加熱できるので異なる温度・タイマー設定ができます。

ATP(Adenosine tri-phosphate)アデノシン三リン酸とは

ATPとは、すべての植物、動物および微生物の細胞内に存在するエネルギ分子です。ATPは、細胞の増殖、筋肉の収縮、植物の光合成、菌類の呼吸および酵母菌の発酵などの代謝過程にエネルギを供給するためにすべての生物が使用する化合物です。食物、細菌、かび、その他の微生物を含むすべての有機物(生物または生物の痕跡)にはATPが含まれています。したがって、表面上や洗浄後の水でATPが検出されることは、肉眼では見ることができない微生物汚染または微生物の増殖を促進する可能性がある生物学的物質(食物残渣など)の存在を意味します。
衛生管理が重要な産業において、生物学的汚染量が短時間で分かるATP検査は優れた衛生管理方法の1つです。

ATP測定原理

ホタルの生物発光原理を応用した測定方法で、極低レベルのATP量まで測定することができます。
ATP測定ではふき取ったATPや水中のATPに専用試薬を用いて以下の化学反応を発生させ、反応で生成される発光量を測定します。

この相対発光量RLU(RELATIVE LIGHT UNITS)がATP量に直接比例することから光量を定量化してATP量を判断しています。
ATP量とルミノメータ上のRLUの測定値の関係は、以下のように単純なものです。